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【世話人情報】 仙石氏や自民党の「大連立」画策は人の不幸を利用して焼け太りする「火事場泥棒」そのものです

外交評論家天木直人氏の本日付けブログに憂慮すべき記事がアップされています。

民主党の仙石由人氏は野党提出の問責議決を可決されて官房長官を罷免され菅政権から一度は排除されましたが、今回の大震災と原発放射能大事故のどさくさに紛れて救援・復興担当の副官房長官に復帰しました。

天木さんの記事は仙石氏が菅首相を排除して谷垣自民党総裁を首相に、輿石輿石民主党代表代行を副総理にして自己の延命と小沢一郎氏の復帰を潰す目的で「大連立」を画策し実現しそうだとの内容です。

こんなことを決して許してはいけません。

我々が今なすべきことは、大震災と原発事故二つの未曾有の国難に茫然自失で国民の命と財産を守れない菅首相を一刻も退陣させ、小沢一朗元民主党代表を首相にして強力な「挙国一致・救国内閣」を樹立し大胆な救援・復興計画を実施して被災者の命と財産を守り生きる希望を与えることなのです。

万一菅政権がこのまま続いたり、仙石氏が画策する「大連立」が実現したりすれば、国民は疲弊し国家は崩壊するでしょう。

賢明なる国民は、仙石氏が自己の延命と小沢復権つぶしのために自民党と一緒に画策する「菅抜きの大連立」をネットを使って広く情報拡散しましょう、

そして「大連立」反対の大きな声をあげてつぶしましょう。

仙石氏や自民党の「大連立」画策は人の不幸を利用して焼け太りする「火事場泥棒」そのものです。

▼ 小沢つぶしに走る大震災の渦中の政局  天木直人氏

  2011.04.01  天木直人のブログ

  http://www.amakiblog.com/archives/2011/04/01/#001872

 ここへきて大連立構想が再びメディアに流されるようになった。

 そして今度はそれが実現する可能性が出てきたと思う。

 私が最も注目したのは仙谷由人官房副長官の動きだ。

 どのテレビ局だったか失念したのだが、今朝(4月1日)の早朝の

 ニュースで仙谷氏が自民党に大連立を持ちかけ、自民党がこれに

 前向きに応じたというニュースを流していた。

 驚くべきはその内容だ。

 菅首相を谷垣自民党総裁にすげ替えた大連立だという。

 自民党もそれなら断る理由はないと言ったという。

 内閣総辞職も解散もせず、野党の総裁を総理にする大連立。

 これは禁じ手である。政治の否定である。

 私はこのような屈辱的な大連立を菅直人首相が飲むはずはないと思う。

 そうであればこれは先走った報道だということになる。

 しかし新聞を詳しく読むと寝業師仙谷の動きが活発化している(4月1日産経)という報道もある。

 そうであれば民主党内部の権力闘争であり菅降ろしが始まったという事だ。

 仙谷氏には、かつて菅首相の首と引き換えに予算を通してくれと自民党に持ちかけていたという前科もある。

 私は菅直人は、5月のサミットや6月の訪米までは、何があっても首相を辞めないだろうと思う一方で、もはや大震災が一段落したら、その時点で総理を辞めてもいいと思い始めているのではないか、と思ったりする。

 その理由は、原発危機の責任を一人でかぶったままでこれ以上総理を続けると歴史に汚名を残す首相になる、それほど今度の原発処理は困難で危機的であると気づいたとしてもおかしない。

 そうであば原発危機は皆で責任を負って対応したほうが傷は浅いと感じるようになったのではないか、と思ったりする。

 それはわからない。

 しかし、わかっている事が一つある。

 それは小沢の復活だけは阻止したいという思いである。

 この思いは仙谷も、菅もそして谷垣自民党も同じだ。

 仙谷と菅の内部分裂・権力闘争があったとしても、そして自民党と民主党の政権争いがあったとしても、それらの対立を超えて余りある強い反小沢で一致しているのだ。

 そしてそれは同時にまた小沢叩きを繰り返してきた大手メディアの利害とも一致する。

 「大震災の中の大連立だ。原発問題を一刻もはやく解決しなければならない」、という論調を繰り返し、国民をその気にさせようとしている。

 極めつけは仙谷氏が輿石民主党代表代行を大連立の副総理にしようと持ちかけていることである。

 政権の中枢にとどまっていたい労働組合の利益を代弁する形で輿石氏がこれに応じる事になれば反小沢包囲網は完成する。

 小沢一郎がこのまま、何も手を打たないようでは、大震災の渦中の政局のなかで、小沢一郎は復活の目を完全に潰される事になる。

(終わり)

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