世話人の山崎です。
ご案内の通り、昨日土曜日(4月16日)午後3時から5時まで小沢一郎氏とフツ―の市民との座談会が開催されニコニコ動画とAPF通信社のサイトでUst配信されました。
主催は私が世話人代表を務めています「ネットメディアと主権在民を考える会」、Ust中継はAPF通信社(山路徹社長)にお願いし、配信はニコ動とAPF通信社にお願いしました。また活字媒体として月刊サイゾー社にご協力していただきました。
▼ 現時点でのニコ動とAPF通信のアクセス数
ニコ動: 89,026
APF通信: 1,154
計: 90,180
▼ ▼ 座談会の進行
私が司会を担当し「ネットメディアと主権在民を考える会」の5名が質問し意見を表明する座談会方式です。
小沢一郎氏の到着が予定より30分遅れましたが番組自体は予定通り午後3時より開始しました。
最初私の方から今回の座談会の趣旨と「ネットメディアと主権在民を考える会」の説明をして座談会参加者が自己紹介をしました。
小沢氏の到着まで約15分間ありましたので、前日まで原発30km圏で取材しておられたAPF通信社が撮影しました未編集ビデオを解説付きで放映しました。
午後3時半すぎに小沢一郎氏が到着しいよいよ座談会が始まりました。
小沢氏はちょうど風邪をひかれていて盛んにテイッシュで鼻を拭かれていました。
座談会のテーマは【「東日本大震災」「福島原発大事故」第三の建国に向け二つの国難にどのように立ち向かうか】でしたが、主に二つの具体的なテーマに沿って進行しました。
一つは、大震災と原発第事故の同時進行という未曾有の国難をどのようにとらえどのようにすべきなのか?
二つ目は、この国難に立ち向かうリーダーは何をなすべきなのかまた国民は何をすべきなのか?
最初は小沢一郎氏も我々も緊張していて話が短く終わっていましたが、途中から小沢氏もリラックスされて質問があると質問者の目を
見て丁寧に答えておられました。
予定の1時間の予定を20分もオーバーして午後4時50分に小沢一郎氏との座談会は終了しました。
小沢氏は上機嫌で参加一同と握手を交わし退席されました。
番組の最後に5名の参加者と3名の見学者に座談会の印象を語ってもらい午後5時に番組を終了いたしました。
今回の突拍子もない座談会を成功裡に導いてくれました全ての皆様にお礼申し上げます。
▼ 小沢一郎氏の主な発言
討論の詳細は映像を見ていただくとして小沢一郎氏が昨日語った主な発言を以下に記します。
① 最近の心境
最近の心境としては、自分自身のことや民主党政権うんぬんのレベルではない。国民の命、生活を守るには、政治家が決断しなければならない。
このままだと大変だと分かっていながら傍観しているのは、歴史の批判に堪えられない。
② 新党結成や内閣不信任決議案について
今のような状況を政治が続けるということは許されない。これを転換して思い切った政策をする決断を菅直人首相がして、皆で頑張ろうというならいいが、そうでない場合は、政治家としてどうすべきかを考えなければならない時期だと思っている。
③ 福島第1原発事故について
将来何十年という命と生活、日本経済全体の問題に関わる。本当に深刻に考えないといけない。
(政府は)いろんな委員会などをいっぱいつくっているが、
誰が責任者で、何をするところなのかがさっぱり分からない。役所に任せきりの時よりもごちゃごちゃして、訳が分からなくなってしまっているのが今の原発対策の現状ではないか。
④ 事故評価をレベル7に引き上げたことについて
日本政府は本当のことを言っていない、いいかげんだという(国際社会の)評価になってしまい、二重に日本の国民の被害が大きくなった。
(今後)思い切って皆の知恵を集め政府が対策をしないと、取り返しのつかない状況に陥る。
▼ 小沢一郎氏は「相当な危機感」と「相当の覚悟」をしているとの印象を受けました
小沢一朗氏は4月12日夜自宅で小沢支持議員約 20人と会食して「菅直人首相(党代表)を退陣させるためには内閣不信任案可決しかない」と語ったと報道されました。私は昨日の座談会で小沢氏の発言を直ぐ隣で聞いていましたが、小沢一郎氏は「相当な危機感」と「相当な覚悟」を持たれているとの印象を強く持ちました。
問題は我々国民が小沢一郎氏の「相当な危機感」と「相当の覚悟」を理解してどれほどの全面支援ができるか否かにかかっていると思います。
▼ 座談会の録画を是非ご覧いただき情報拡散してください
ニコ動:http://live.nicovideo.jp/watch/lv46671523?ref=grel
APF通信:http://www.ustream.tv/recorded/14060013
(終わり)
柴田寛 Eメール 2011年04月23日(土)22時39分
被災地には行かれたんですよね。1週間くらいは。泊まってもいらしたですよね。