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【世話人情報】 作家伊集院静氏の怒り”コイツらみんな戦犯だ”

世話人の山崎です。

仙台の自宅で自ら被災した作家伊集院静氏は写真週刊誌「フライデー」4月22日号で今回の大震災と福島原発第事故に際して見せた「人間のクズたち」 の悪行・愚行を一刀両断しています。

至極もっともな怒りの表明だと思いますので以下にご紹介します。

(「大人の流儀に反するヤツラ」(Friday4/22日号)より転載)

①まず許せないのは投機家たちだ。世界は狂っている。これほどうち砕かれた国家に対して、まづうあつらは円を買うという仕打ちに出た。それを受 けて世界各国が協調してえんを守るために市場に介入したわけだけれども、結果、投機家たちの懐には目論見どおり10兆円、20兆円というカネが入っ た。

これはもぷ金融犯罪だろう。こいつらを死刑にするのが国際法じゃないのか?こいつらに打ち込むためにミサイルはあるんだ。

また、それを平然と”常識では 想定しうる動きだ”などと語っていた金融コメンテーターも絞首刑にすべきだと思う。こいつらには心とか精神といった軸がない、ただのカスだ。

②次に許せなかったのは、物資の買い占めに走った東京の人々。今回のことで良くわかったのは、もう東京にはコミューンがないということ。ほとんど の東京人は、、今いる場所に仮住まいをしているだけなのだ。自分さえよければいいという発想で、コンビニに走った者は己を恥じたほうがいいね。警視庁はコンビニのビデオ
を解析して、買占めをしたやつらを捕まえるべし。

③次、計画停電に一言。こんな状況なのだから、個人の暮らしに我慢は必要であろう。ただし、言っておくぞ。東電、計画停電なんて適当な言葉でごま かすんじゃない!これは強制停電だ。だいたい病院や公の施設で必要な電力の供給までを止める権利が、たかだか一企業にあるのか?停電プロジェクトの計画者と実行者に禁固20年以上、だな。

④ そして原発について。私は日本のこの危険な原発の体制を生んだのは国民だと思っている。長期間、選挙で自民党に政権を与え続け、東電の体質を 見過ごして来たのは誰であろう自分たちなのだ。ゆえに今後、私は世界一放射能に汚染された国土に生きる覚悟をしよう。ただ、これ以上虚偽の情報に振り回されるのは勘弁
してもらいたい。

大体、最初から非常に高レベルの自己であることはわかっていたはずだ。それをさも大丈夫、念のために、みたいな言いようで情報を 小出しにし、さらに、東電から仕事、カネをもらっている学者ばかりがテレビに出て、雇用主をかばうようなコメントを並べ立てているのが気に喰わない。

⑤ 学者は、自身の研究結果と考えうるすべての可能性を語るのが筋であろう。”この数値の放射線を浴びればこれだけの健康被害の危険性があります”と、なぜ一人も言わない?もしそれが市民の不安をあおると批判されてたとしても、学者たろうという人がいないことが残念だ。”すぐには影響ない?”ではい つからどんな影響が出るのか。彼らも有罪である。

⑥テレビメディアにも呆れる。なぜ御用学者ばかり起用しているのか。さらに報道姿勢についても問い質したい。災害時、特に初動時に必要なの は、”どのような災害であったか””いかなる救援が必要か”の両建ての報道だと考える。今回のような繰り返し津波の映像だけを流すのはショックの垂れ流しだ。

彼らはなぜ、行方不明者を救うための報道を考えなかったのだろう?津波の後、現場へのアプローチの方法は他になかったのか。彼らがもう少し頭と体を使ったら、 もっと助かった人がいたのではないだろうか?もし彼らがそこに気が付いていないとしたら、メディアとして失格である。

⑦次に有名人。寄付金の額まで言うのはやめた方がいい。海外のエセチャリティーの真似をし、個人名や会社名を他人に知らしめようという輩も多いように思う。本当に卑しい。・・・でもたくさん出してるやつはえらいが。うん、えらい。

⑧視察に来て眠ったいた副大臣、問答無用で死刑。 【注:東祥三内閣府副大臣(防災担当)】

⑨ 最後に菅直人。なぜ日本がきちんと話せないのか。被災地の人に、”頑張ってください”とは何なんだ?”水はないけど頑張ってください”と言っているのか?行政の長としての正しい日本語は”水はすぐ持ってゆくので頑張ってください”だ。もうこいつは公開処刑だな。

⑩ 東北はかならず再生する。その理由はこれまで何度津波に襲われても彼らは再生してきたからだ。理屈ではない。彼らの強さは歴史が証明している。

(転載終わり)

コメント一覧

町衆 2011年04月21日(木)10時51分

なんにも心配はいりません。マーケットが復興資金調達の為に日本が保有している外債を売るだろうと判断しているわけですから、日本は「市場は歓迎してくれている」と判断して、保有している米国債を活用すれば良いのです。つまり世界やマーケットの動きに振り回されているだけではなくて、逆手にとりながら堂々とマーケットや諸外国と交渉し、国内においては国民に安心を与え、富の歪な分配原則を厳しく監視し、福島の人もちゃんと豊に復興出来るように調整出来る力のある政治家。小沢先生や亀井先生らの力が今こそ必要なのです。我等町衆は、そういう先生がリーダーになろうとするのを大手メディアが横槍を入れたり霞ヶ関の番犬たる司直が手出しをしようものなら、総攻撃を仕掛ける。これぞ、自由民権。

ニャン子太郎 Eメール 2011年04月22日(金)09時41分

伊集院先生のコメント、痛快でスカッとしました!そうです、死罪です。日本の歴史においての最大レベルの汚点を残し国家の品格を地に貶めた悪逆非道な悪人と人の不幸を食い物にする世界の成金は市中引き回しの上、獄門刑です。その中継番組がマスゴミの最後の仕事です。番組終了後に自ら自爆してください・・・・。ようになったら本当に世の中変わるのに・・現実はいともどかしや。。。
やはり〔町衆〕さんの言われる通り、実攻撃あるのみ!
猛将小沢一郎を大将に総攻撃しか日本再生の道はない!

WL1の風 2011年04月22日(金)12時50分

とりかえしのならないことを引き起こしておいて、ふざけるな!

財産権の侵害は、立ち入り禁止無視違反罰則と等価か?
取り残された不動産の価値と時系列劣化への算定、及び職業及び事業機会損失全てへの無条件での補償がギャランティされない限り、国民は、上記の法的拘束力罰則規定に従う必要はない。

最高100マイクロシーベルト・時は一日10時間で、1ミリシーベルト、現在の年間受容シーベルト上限100ミリシーベルトとすれば、それでも、一日10時間、年間100日までは許容範囲ではないか。
ろくに正確なる汚染調査地図も公開せずに、強引に「半径」で決めたこの「範囲」を容認できるであろうか。

ここで逆に「個人の自己責任」論が浮上する。
自己責任において、少なくとも原発処理作業者に求めている年間250ミリシーベルトを基準にするならば、行動許容範囲は250日以上に及ぶ。その因果関係は人体実験でもやらない限り証明されていない、放射能の人体への害毒と、その指示に従い、警戒圏内の人々が失いつつある全てとを測りに掛けたとき、私ならば「自己責任」において行動する。

生命のない不動産であるならともかく、飢え死にしていく「命」の埋め合わせをどう取り繕うのか、本当に「神は許すのであろうか」見殺しにする人間の所作を。政府の無責任を、戦後の原発行政を司ってきた「原発シンジケート」を。

この災害は序章にしか過ぎないことを、何人タリとも否定できないのだ。


投稿者: WL1の風 | 2011年4月22日 10:04

一般人 2011年04月22日(金)18時00分

伊集院氏の主張も理解できますが少々疑問。
なぜなら、フライデーのような雑誌はこれまで「大人の流儀」に反していないと胸を張って言える雑誌なのか?

原発の危険な体制を生んだのは国民であって自民党政権だといっても共産党のような原発反対、自衛隊反対で現実的な政権運営ができるとは思えません。

原発の危険性=国民の無知、ということなら自身が雑誌連載や単行本で原発の危険性を多く語ってきたのか?
そのあたりが疑問です。