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4.20「STOP! 権力の暴走」国民大集会参加者への御礼

 会員の皆様の御協力のお陰で、4.20国民大集会は、約1,200名の参加を得て大成功を収めることができました。

 当日は、北海道から沖縄まで日本全土から、小沢裁判に強い関心を抱く市民が集結し、又、多数の国会議員、有識者が出席され、一様に小沢裁判の不当性を熱く訴えかけました。

 当日御参加の皆様にはこの場を借りて心からのお礼を申し上げます。

 例によってマスメディアは1つとしてこのニュースを伝えることはありませんでしたが、唯一、民衆のメディアである「日刊ゲンダイ」は、翌日の新聞1面と2面で大きく、この大集会の報道をしています。

 又、当日YouTubeでは1万件を越えるアクセスがあったことが報告されています。

 マスメディアのこうした対応は、そのまゝ現在の国家権力の焦燥感を表しています。

 小沢裁判の不当性を訴える市民の声は、現政権が抱える増税路線、TPP参加路線、原発推進路線に対しても、これを強く批判する人々です。

 つまり、マスメディアの姿勢は、国家権力を擁護するものであることは明白です。

 これまで、至る所で、至る機会に語られてきたように、今回の小沢裁判というものは、そもそも有ってはならない裁判です。

 これを是正する道は、途中、いくらでもありました。

 しかし、検察特捜部の捜査、検察審査会の審理、2度にわたる起訴議決、指定弁護士の選任、選任弁護士による起訴と、この問題を抑制するものは存在せず、3名の秘書に対する起訴事実を100パーセント認めた推認裁判長、この裁判官に対する弾劾裁判を拒絶した国会の訴追委員会、と次々に小沢不当裁判を合法化しており、最早歯止めの利かない状況に陥っています。

 民主主義、民主政治の核心(エキス)というものは、どこかの権力が暴走しても必ずやそれを制御する組織、又は力が存在するということです。
 
ところが、現在の日本には、最早こうした制御能力を有する組織は、どこにも存在しておりません。

 そうであれば、最後の制御システムである国民自身がその役割を果すほかありません。

 私達が今回こうして全国から集ったことの意味は、正にそのようなことです。

 約70年前、無謀な戦争に突入した日本は、今又、その教訓を忘れてファシズムの道を歩き始めようとしています。

 この流れを止めることのできるのは、国民だけです。

 今後とも、どうかこのことを念願において粘り強い闘いを続けてゆこうではありませんか。

 皆様のより一層のご理解とご協力をお寄せ下さるようお願い申し上げます。

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