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小沢一郎議員に対する控訴審無罪判決についてのお知らせ

【 小沢一郎裁判、高裁でも無罪判決、無罪確定へ 】

 本年11月12日、小沢一郎議員に対する陸山会事件の控訴審判決(政治資金規正法違反事件)が言い渡されました。

 主文は、「本件控訴を棄却する」ということで、東京地裁第1審無罪判決が維持されました。

 判決は、第1審とほゞ同じく、陸山会に対する4億円の「貸付金」、平成16年に購入した土地代金の支払いを、それぞれ収支報告書に記載しなかったこと等は違法としたものの、小沢一郎議員には記載しなかったことについての違法性の認識(記載しないことが違法であることを認識していたこと)が無かったことを無罪の理由としました。

 更に高裁判決は、3人の秘書についても、平成16年の代金支払を平成17年の収支報告書に記載したこと(いわゆる期ズレ問題)について、違法性の認識が無かった、という突っ込んだ判断をしています。

 そもそも、小沢一郎議員が秘書に交付した4億円は陸山会に貸付したわけではなく、又、土地の所有権移転登記手続が平成17年に行なわれている以上、代金支払の事実を平成17年の収支報告書に記載したことが違法とは言えない(そのことは証人として出た弥永筑波大教授の証言でも明らかである)のであるから、違法性の認識が有る、無いに関わらず無罪の筈です。

 しかし、1審も2審も、そこまでの事実認定はしませんでした。

 高裁判決において、3人の秘書の違法性の認識も認めなかったことから、11月14日に始まった3人の秘書の控訴審裁判には、少なからぬ(良い)影響を与えることが期待されました。

 しかし、11月14日の第1回公判では、弁護人が申請した水谷建設がらみの1億円の授受を否定する証拠が不採用となり、早くも暗雲が立ちこめています。

 この3年間にわたる民主党政権の裏切り、お粗末さによる政治の崩壊、民主々義の破壊を思うと、小沢一郎議員の無罪判決を素直に喜べないのが本心です。

 3人の秘書を含め、小沢一郎議員に対する冤罪が完全に晴らされた時こそ、私達が心から笑える時だと思います。

 私達としては、それ迄引き続き闘いを継続してゆかなくてはならないと思います。

 尚、11月17日付朝刊の報道によると、3名の指定弁護士は高裁判決に対して上告しない方針であるとのことです。

 ごく当然のことながら、それが事実であるならば大変喜ばしいことです。


【 年内集会は見送り 】

 本年11月12日の無罪判決を受け、当会では年内に小沢一郎議員をお招きして「無罪報告集会」を開催する予定でした。

 ところが、御承知のとおり石原都知事の突然の引退によって12月16日には都知事選が行なわれ、又、野田阿保総理の錯乱によって、11月16日国会解散、年内総選挙の日程が入ってしまったゝめ、年内政治的な集会を開催することは不可能となりました。

 このため、当会では、各種選挙が終了し、政局が一段落した来年1月以降に、小沢一郎議員を支援する会の運動の総括を込めて、無罪判決報告集会を開催することにしました。

 ロクでもない民主党政権のお陰で、日本はメチャクチャにされておりますが、一刻も早くマトモな政党の躍進によって、建て直しをして貰うほかありません。

 私達も一層の努力を続けたいと思っておりますので、引き続き温かいご支援をお寄せ下さるよう宜しくお願い致します。


小沢一郎議員を支援する会
  代表世話人   伊  東   章

コメント一覧

町衆 Eメール 2012年11月20日(火)12時09分

我が国では二度に渡って衆議院選挙が汚されてしまった。ひとつは前回の総選挙。普通選挙制度を採用し、代議制議会政治を行っている民主主義の国だという。それなのに、検察の介入を許してしまった。そして、今回の憲法違反選挙である。
【政治家小沢一郎は選挙によって選ばれた正当な国民の代表者である。】
【政治家小沢一郎を弾圧し続けた法務検察・最高裁事務局・マスコミは今すぐに解散しなければいけないはずである。我々に直接的な解散権はない。我々の代表者たる政治家に命じて、特務機関は解散してもらわなければいけない。】
今回の憲法違反選挙下で次のような事態が想定される。我が国では以前から公職選挙法改正の必要性が指摘され、現代の選挙戦に見合った法改正のあり方が度々議論されてきました。【憲法違反選挙下において、はたして公職選挙法違反を法は問えるのだろうか?】
【総理と全閣僚のみならず、野党第一党、そして良識の府とうそぶく参議院までが、憲法違反選挙を認めてしまった。選挙管理委員会はその良心に従い、選挙管理事務を放棄してもらいたい。最高裁判所長官は選挙の中止命令を下してもらいたい。このままいくと、現代の憲兵が顔を覗かせる。言うまでもなく、自衛隊である。そんなことを想定していなかったとは言わせない。現に警察のトップが、公職選挙法違反行為は厳しく取り締まると声明したではないが。彼等は憲法違反選挙下でどんな事態が起きるかを想定しているからだ。少なくともお巡りさんの責任ではない。しかし、自衛官には踏みとどまれと言うしかない】
【これから立候補を予定している全員が立候補を取りやめたらいいのだ】
【我々は三年待ったと民主党政治に嫌気がさした連中が叫んだが、ならあと数ヶ月くらい待てるでしょ(笑)といいたい。区割り作業などの事務は数ヶ月くらいで出来るんでしょ。】

WL1の風 2012年11月20日(火)14時56分

とうとう結審しました。ザマーミロッ!てんだ。
今回の不当裁判の最大の特徴は、政権交代後も前政権の意図を汲んで、民主党も小沢氏を貶めることに加担したこと。おまけに共産党までもが、自公民と同じに「民主主義の危機」に相反した。

少なくとも小沢先生はまず田中先生の墓前に「あだ討ちの勝利」を報告したことでしょう。これで少なくとも「検察は敗北」です。
伊東先生達の努力が報われました。良かったです。

完全無罪の報告会はまちがいなく「祝勝会」です。
選挙はいずれに転がっても、しばらくは集合離散は続くでしょう。最後の姿は、まだまだ先です。最後は「国共合作」で自立国家実現が理想です。勿論そこで二大政党の実現です。まだ大分先かな。小沢先生が現役の間に実現したい。先日福田もと総理も例の「大連立」ができなかったことを悔しがっておられました。あの時から民主党自身の現在を暗示していたのです。党内決議システムの存在しない政党が政権にあること自体異常です。

Wet Eメール 2012年11月21日(水)05時39分

この3年8ヶ月におよび大マスコミ、検察他がやらかした犯罪といっても過言でない世紀の大暴走を糾弾する記録映画を製作してほしいと思います。

ドキュメンタリー的な内容でもいいし
資料的な内容でもいいし
再現ドラマ的な内容でもいい。

全国の公民館等で上映していけばいいのでは。

小沢氏を悪者に仕立て上げていたテレビ・新聞等の大マスコミは無罪が確定しても案の定、自らの自浄能力もなく、国民の生活が第一の支持率が低いような印象操作に躍起になっている始末。

一部のマスコミや識者により雑誌やネットを通じて世紀の大暴走は多くの国民に知られており、特に最近はその他の事案も含めマスコミや検察=悪という風潮がますます高まっているように感じます。

ただしマスコミに自浄能力が全く期待できないためね映像での記録がユーチューブ等に限られる。ネットをやらない年配者が多くいるでしょうから記録映画があれば更にこの世紀の大暴走ぶりが知れ渡るかと思います。

まぁいずれにしても法治国家において裁判という司法の場で無罪を勝ち取った。

いくら大マスコミが近視眼的に印象操作に励もうとも50年後、100年後に小沢氏は被害者、大マスコミはじめとする一味は世紀の加害者と伝えられていきますが。現在伝えられ続けている戦時下におけるあの大本営発表のように。

釈悪アンポンタン Eメール URL 2012年12月22日(土)09時23分

小沢秘書らの無罪確定までは全く喜べるべき情況ではありません。長かったイチローの政治的拘束から解放されたのは喜ぶべき事ですが・・・・・・
「まだまだ前夜だ。流れ入る生気とまことの温情とは、すべて受けよう。暁が来たら俺達は、燃え上る忍辱〔にんにく〕の鎧〔よろひ〕を著て、光り輝やく街々に這入らう。」(ランボー)
選挙は、
予想通りの結果となりましたが、この絶望的な大敗北こそが、これこそが戦後政治の主役の二度目の退場して頂く契機、機縁となるものだとおもっております。「国民は、愚にして賢」なのですから。
この大敗北の遠因は、アメリカの影響を受けている霞ヶ関官僚、律(検察法務省)令(財務省)体制がイチロー政権阻止に動いたことにあると思っております。まず国会でやるべきことは、政党政治に検察が政治的に介入させないために、これは全ての政党、党派にとっていいことなのだから、そのために、検察には、捜査権限と法廷における立証義務に限定させ、起訴権限を剥奪しておく事です。
起訴権限は、「起訴裁判員」制度を各地の弁護士会に、民間に委ねるべきです。アメリカでは素人の起訴陪審団が起訴相当か否かを決定しますが、日本では、プロの弁護士会から順番で選ばれた起訴審査委員会、名称はどうでもいいを任せることです。刑事訴訟法の一部改正すればそれで終わるのですから。
親鸞的に言えば、エリート「自力作善」集団である、検察、特捜検察などは、社会正義を標榜して、必ず政治介入必ずしてきますから。だから、親鸞は「悪人正機」と逆説としても順説としてもいっているのですが、賢いエリートの自力作善の人は、必ず思い上がり必ず躓きますよ、という意味を「悪人正機」という言葉でいっているのです。だから、制度として、エリート善人「自力作善」集団たる「検察の起訴権力」を制度として、相対化、無化しておくことが一番の肝要な事だと思っております。
目に見えない観念の暴力、法権力を体現する検察は、良心的な多くの弁護士らも意識的にも無意識的に恐怖の対象になっているからです。特に安田好弘弁護士逮捕起訴、最高裁で裁判官一名が無罪意見があったものの、有罪確定されているからです。
「国会は国権の最高機関であって、唯一立法機関」その議員が国政調査権をドンドン発動して、裁判所に対しても公正適正な介入されるべきだと思っております。ここまで傲慢不遜な法権力、検察権力を生み出したもの裁判所でもあるからです!! 中勝美被告の控訴審判決では逆転無罪、一審京都地裁の裁判官は、多分、マスゴミの前科報道等により社会の、己の倫理規制に影響され、「法と証拠」基づく判断ができなくなり誤審したものです。

亀山治夫 Eメール 2013年02月02日(土)22時35分

違法な収支報告書である事は裁判所が認めている。
小沢氏は報告書を秘書から見せられ確認している。
それを無罪にした判決は不当だ。
だから検察審査会が告訴した。当然のことである。
秘書の不祥事の責任も取れない小沢氏は政治家の
資格は無いと考える。
未来の党の元代表嘉田氏は小沢氏から
「あなたが代表になれば100議席はとれると
言われた」そうですが残念でしたね。
2週間で解党するとはさすが壊し屋ですね。
税金の無駄遣いを小沢氏は認識していますか。
一日も早い引退を希望します。