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【事務局】 「検察審査会(法)問題研究会」集会報告と声明文

昨日(12月24日)午後永田町の憲政記念館で開催されました「検察審査会(法)問題研究会」の集会報告と採択されました声明文を「日本一新の会」大島事務局長が配信されましたので以下に転載させていただきます。

◎検察審査会(法)問題研究会報告

              日本一新の会事務局 大島 楯臣

 去る12月24日(金)に、日本一新の会並びに、小沢一郎議
員を支援する会の共同呼びかけにより、検察審査会(法)問題研
究会が開催された。

 出席者は、日本一新の会に所属し、かつ地域・グループでそれ
ぞれ活動されているお仲間の代表、そして同じく小沢一郎議員を
支援する会の呼掛けで、ブログ開設者など多彩な顔ぶれが揃った。

 会場は、国会そばの「憲政記念館」で、議事は平野代表による
司会で進められ、始めに民主党参議院議員・森ゆう子さんの活動
報告があった。その要旨は、

1、幽霊審査会に予算を計上することはできない。
2、「くじ引きソフト」で恣意的に審査員を選べることが実験で
  立証された。
3、検察審査会は憲法違反である。
  ●検察審査会は行政権を行使するのか?
  ●つまりどこが所轄なのか? 
  ●翻って、検察審査会の所轄大臣は誰か? あるいはどこの
   機関か?
  ●検察審査会は三権分立の中のどれに属するのか?
(詳しくは、【森ゆう子資料サイト:
http://my-dream.air-nifty.com/siryou/】)を参照。

 などの疑問点が提起された。

 次に、法曹の立場から、落合洋司弁護士の助言を受けて、難解
ではあるが、専門的な解釈を交えて討議は進められ、最後に出席
者の総意により、次の「声明文」を採択し、検察審査会(法)問
題研究会は成功裏に終了した。
 年末の押し迫った時期での開催ではあったが、万難を排してご
出席いただいた皆さんには、主催者を代表して謝意を表したい。
 また、Ustreamを通じて情報の拡散にご助力いただいた、岩上チ
ャンネルには特段のお礼を申し上げたい。
 (http://www.ustream.tv/recorded/11609642
 (http://www.ustream.tv/recorded/11610661

          「 声 明 文 」
                     平成22年12月24日

 菅内閣は、度重なる失政の結果、怪しげな世論調査によってす
ら支持率を低下させ、先の参議院議員選挙、北海道5区衆議院議
員補欠選挙、松戸市議会選挙、茨城県議会議員選挙などの主要選
挙で連戦連敗を喫しています。
 菅内閣、民主党が浮揚していくためには、先ずは党が一丸とな
って先の総選挙で国民に約東した「国民の生活が第一。」のマニ
フェストを実現するために全力を投入し、再度国民の支持をとり
つけること以外にはありません。
 しかるに、菅総理と内閣は、自分達の失政の責任を一切反省す
ることもなく、棚上げし、あろうことか、民主党政権樹立の立て
役者であり、民主党の支柱とも言える小沢一郎議員に攻撃の矛先
を向け、小沢一郎議員をマスメディア、野党と協力して袋叩きに
することによって政権の浮揚を図ろうと企んでいます。
 即ち菅内閣は、衆参ねじれ国会対策と称して、自民党など野党
の要求を易々として受け容れ、小沢一郎議員を政倫審の場に引き
ずり出そうとし、これが困難と見るや次には小沢氏を国会に証人
喚問してでも、野党自民党等の歓心を買おうとしているのです。
司法で係属中の事件関係者を国会に証人喚問することは、憲法の
運用で許されていません。
 小沢一郎議員に対する、いわゆる「政治とカネ」の問題という
ものは、自民党を中心とする野党とマスメディアが、民主党政権
更には小沢一郎議員を中心とする民主党を実現させまいとして作
り上げた虚構であり、その実体は全くなにも無い唇気楼のような
ものです。
 その証拠に「政治とカネ」のことで小沢一郎議員を叩いている
マスメディアも野党も、その具体的内容を何一つ明らかにするこ
とすらできません。
 それにも拘らず、党の最大の功労者である小沢一郎議則こ対し
て「政治とカネ」の問題で詰め腹を切らせようとしている菅内閣
の連日の所業は狂気の沙汰と言うべきです。
 小沢一郎議員は、このように有りもしない「政治とカネ」疑惑
を理由にして、更には、有るか無いかも判らない検察審査会とい
う亡霊のような組織の議決によって、年明け早々には起訴される
ことが確実な情勢です。
 このような情勢の下では、民主党が一丸となって小沢一郎議員
の冤罪を国民に訴え、一刻も早く小沢一郎議員が政治の中枢に復
帰するための努力をすることが民主党議員全則こ課せられた責務
であり、又、それが民主党としての国民に対する責務でもありま
す。
 私達は、菅内閣の暴挙を断じて許さないとともに、民主党員が
この危急存亡の時において、あの政権奪取時の初心に立ち返り、
菅一派の党分裂策謀を粉砕することを強く要求します。

              検察審査会(法)問題研究会一同

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